オール・アバウト・テニス

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アンドレスクとケルパーと、なぜか、キリオス

昨日のアンドレスク対ケルパーの試合でちょっとしたドラマがありました。

試合は、インディアンウェルズの決勝に続き、アンドレスクが6-4、4-6、6-1のフルセットで、またもやケルパーを破りました。試合の後半にアンドレスクがメディカル・タイムアウトを取ったこともあってか、試合終了後の握手のときに、ケルパーが、アンドレスクに向かって、

”You are the biggest drama queen ever.(あなたは、今までのなかで、最大のドラマクイーン(芝居がかった行動を取る人 / 何事にも大げさに反応する人 )よ。"

とかなりムッとした様子で、言い放ちました。

 

しかし、その後、ケルパーは、次のようなツイートをして、アンドレスクの勝利を祝福しています。

マイアミ・オープンでの昨日の試合はとてもタフなものでした。ビアンカアンドレスク、おめでとう。勝利に値する、素晴らしいパフォーマンスでした。

 

 このツイートに反応したのが、なぜか、キリオス

彼女のことドラマクイーンって呼んだあとに、このツイートか 😂😂😂😂

 

これに対して、コメンテーターのトレーシー・オースチンとポール・アナコーンは、

「あんなタイミングであんなこと言うのは確かに良くないけど、ケルパーも6日間で2度もアンドレスクに、しかもフルセットで負けて、イライラしてたんだよ。」

「それにしても、キリオスもいろんなことに、首を突っ込むねぇ~。でも、すごく面白いツイートだと思うよ。」

「しかし、なんで、ケルパーもあんなツイートしたんだろう。後で、悪かったと思ったのかなぁ。」「誰か他の人が書いたんじゃないの?」 「いや、本人の許可なしでは、載せないよ。」というようなことを話しています。

そして、最後に、「それにしても、キリオスは、またやってくれたね。」とトレーシー・オースチンが締めくくっています。

 

アスリートは、みんな、負けず嫌いで、真剣勝負なので、こんな小さなドラマは珍しくないでしょう。ただ、キリオスが関わってくるところが、彼らしくて、笑えますね。多くのテニス選手は大人なので、まあ、こういう人がいても、面白いですよね?