オール・アバウト・テニス

主に海外(特にアメリカ)で取り上げられているテニスに関する興味深いニュースをピックアップしてお届けします。

NCAAのコマーシャルへの反響

NCAAの"a day in the life"というコマーシャルがちょっとした話題となっています。

コマーシャル自体は、スチューデント・アスリートの、日常的な一日を描いたもので、最後に、

「もしあなたに学業とスポーツの両方で成功することのできる、才能と(献身的な)努力する気持ちがあれば、我々は、オポチュニティー(チャンス)をあなたに与えます。」

といったナレーションで締めくくられます。

 

これが全く現実的ではないと、旧、現役スチューデント・アスリートから批判が噴出しました。

 

そのコマーシャル↓

この中で、バスケットボール部の主人公は、勉強にスポーツに頑張りながら、充実した一日を過ごしているように描かれていますが。。。

 

これに対して、旧、現役カレッジアスリートの反応は、

 ”This is not how it goes” 実際はこんなことない。

 ”Who made this😂😂😂😂  I wish I had a day like this."  これ誰がつくったんだよ。僕にもこんな日があったらいいんだけどね。

 "You crooks made this look like being a Student athlete was easy."  お前ら、ペテン師がスチューデント・アスリートが簡単なことであるように見せかけるんだよね。

 ”Only a little concerned that the ncaa thinks this is how my days went." NCAAが、僕の一日がこんな風だと思っているだったら、ちょっと問題だと思う。

 

映像でのリプライも多くありました。

 

 

 

本当の生活はこんなに忙しくて時間に追われている!(彼女はUSCのバレーボール選手)↓

 

スチューデント・アスリートの生活は過酷で有名。アスリートとして、ハイレベルを求められるだけでなく、大学の勉強も、もちろん大変で、いつも時間に追われています。練習だけでなく、試合や遠征でも時間を取られますし、学業で一定レベルの成績を収めていないとプレーもできないので、勉強も怠けられません。ちょっと想像しただけでも大変ですよね。

もともと綺麗ごとしかアピールしないと評判のNCAAに対して、このコマーシャルを見た後のみんなの意見は、

The NCAA continues to live in a fantasy.(NCAAはファンタジーの世界に住み続けている。)

ということで一致しました。