ニコラス・アルマグロの現役最後の試合
今週始めに引退を表明した、元世界9位、スペインのニコラス・アルマグロが、昨日スペイン、ムルシアで行われているATPチャレンジャーのイベントで、シングルスとして現役最後になる試合を行いました。
”お疲れ様、ニコ。
ニコラス・アルマグロは彼の現役最後のポイントを彼の祖国で終えた。”
これがその最後のポイントでした。
元世界ランク9位までいった33歳のアルマグロは、現役時代13のタイトルを取り(すべてクレー)、全仏オープンでは、3回ほど、準々決勝まで進出しました。また、2008年にスペインが優勝した際のスペインチームの一員でもありました。かれの美しい方手打ちバックハンドと、情熱的なプレーを覚えている人も多いのではないでしょうか。
ここ数年は、膝の怪我に苦しみ、思うようなプレーができなかったアルマグロ。2017年の、全仏オープンのデルポトロ戦で、膝の怪我のために、途中棄権を余儀なくされたときのシーンを今でもよく憶えています。↓
アルマグロの涙に心が痛かったです。デルポトロも本当にいい人だなぁと思うのですが、自分も何度も怪我に苦しんてきたので、その気持ちが痛いほどよくわかったのでしょう。
ちなみに、今回のチャレンジャーのトーナメントでは、シングルスは負けてしまいましたが、ダブルスでは、まだ残っているということで、ぜひ勝ち続けてほしいですね。
アルマグロのベストショット集
同じくスペインのダビド・フェレールも5月のマドリッド・オープンで引退することが決まっており、スペイン勢は、すっかり寂しくなります。
アルマグロ選手、本当にお疲れ様でした。