オール・アバウト・テニス

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ローマでの勝利に対してのナダルのコメント

ジョコビッチのローマ決勝戦についてのコメントは先に少し書きましたが、今度は、ナダルのローマ決勝戦についての試合後のコメントを紹介します。すでに、一部は、昨日のブログで書きましたが、それ以外の彼のコメントの一部を書き出してみます。

 

"(プレスに向かって)あなた達は、タイトルのことばかり言っていたけど、ついに、タイトルを取ることができた。でも、私にとって最も重要なことは、良いレベルでプレーすること、健康であること、試合で必要な活力があることだ。そうであれば、結果はいずれついてくる。"

 

"もちろん、ノバクとの対戦は、いつも特別だ。テニスの歴史に関わることだから。彼と戦うときは、いつも特別な気持ちになる。今日は私が勝ったが、その前の2試合は、彼が勝った。ただ、私は、ノバクに勝ったということよりも、タイトルを取ったことのほうが嬉しい。今回、特に良いプレーができことに、大変満足している。"

 

"本音をいうと、6-0だったとか、6-4だったとか、そんなことは、どうでもういい。第1セットは、全ての面で素晴らしい出来だった。ミスがなく、アグレッシブなプレーをして、(ラリー中の)ボールの方向を上手く変えることが出来た。こういう日も、あるということだ。だけど、よくあることではなく、たぶん、今後、再び、起こることは、ほとんどないと思っている。"

 

"今日の第一セットは、とても重要だった。私が、あのようなレベルでプレーできることが証明できたから。それは、今日だけではなく、今後にも重要な影響を与える。"

 

"毎日、少しずつ良くなってきている。昨日の準決勝は、このクレーシーズン中で、最高の試合だと思っていた、しかし、今日の試合は、それを上回った。グランドスラムの直前のトーナメントで、このレベルに到達したことに満足している。ただ、今は、まだ、グランドスラムのことは、話したくない。今までもそうだった。私にとっては、どのトーナメントもスペシャルで、ここローマでまた勝てたことは、格別なことだ。"

 

周りがガタガタいっても、動じずに、自分を信じて、突き進んでいくところは、さすがです。これで、今年も全仏オープンの優勝候補の筆頭でしょう。12回目の優勝を目指して、前進あるのみです。