全米大学選手権男子でのサニブラウン・ハキームの結果&インタビュー
少し遅くなりましたが、6月5日~6月8日にテキサス州オースティンで行われた陸上の全米大学選手権でのサニブラウン・ハキームの結果を紹介します。
100メートル決勝
6月7日の全米大学選手権男子100メートル決勝でフロリダ大学のサニブラウン・ハキームが日本新記録となる9秒97をマークして3位になりました。
1位は、テキサス工科大学のDivine Oduduru で、9秒86をマーク。
COLLEGIATE LEADER ✅
— NCAA Track & Field (@NCAATrackField) June 8, 2019
WORLD LEADER ✅#ncaaTF Champion ✅
9️⃣.8️⃣6️⃣ pic.twitter.com/nXDx3vWDiQ
異なったアングルから。
1 Divine ODUDURU (TEXAS TECH) 9.86
2 Cravon GILLESPIE (OREGON) 9.93
3 Hakim SANI BROWN (FLORIDA) 9.97
4 Waseem WILLIAMS (PURDUE) 10.04
5 Bryand RINCHER (FLORIDA STATE) 10.06 [10.054]
6 Mario BURKE (HOUSTON) 10.06 [10.060]
7 Devin QUINN (ILLINOIS) 10.12
8 Joseph AMOAH (COPPIN STATE) 10.22
男子200m決勝
200mでは20秒08で3位でした。自己ベストで、日本歴代2位の好記録です。優勝は100メートルに続きDivine Oduduru。
男子400メートルリレー決勝
Raymond Ekevwo ➡️ Hakim Sani Brown ➡️ Grant Holloway ➡️ Ryan Clark = 3️⃣7️⃣.9️⃣7️⃣
— USTFCCCA (@USTFCCCA) June 8, 2019
What a run for @GatorsTF at #NCAATF 🔥pic.twitter.com/GLDMHmzN5z
サニブラウン・ハキームは、第2走者としてフロリダ大学の優勝に貢献しました。
レース後のサニブラウンのインタビュー
(周りがうるさいですが、聞き取れる範囲で)
・ 200メートルでは、最初の100メートルは良かったが、後半の追い込みで少し硬くなってしまった。
・2つの自己ベストが出せて、よいレースだった。
・(日本新記録など多くの記録更新について)いつかは破りたかったので、ここで破ることができてうれしい。これから、もっと出来ると思っている。
・(フロリダ大学のチームメートで110メートルハードルで優勝したGrant Hollowayについて)スタートをよく一緒に練習した。お互い一緒によく頑張ってきた、よいパートナーだ。(彼が様々な記録を塗り替えて優勝したハードルのレースについては)こうなるんじゃないかと思っていた。一生懸命に練習してたし、彼は自分が出来ることに自信があった。彼にとっていいレースだったと思う。(ちなみに、フロリダ大学の陸上のスターGrant Hollowayは、今年卒業です。今回が最後の大学のレースでした。)
・(今回の経験を今後どう生かすか?)日本選手権も今月にあるし、その他のチャンピオンシップも控えている。この経験から学び、もっと努力して、チャンピオンシップごとに良くなるようにしていきたい。
・今日はいい日だった。2つの自己ベストと大学新記録が一つ。
・(来シーズンも大学に戻ってくるか聞かれて)多分戻ってくると思う。
いずれは、プロになるでしょうが、そのタイミングはいつなのか?
まずは、今月末に行われる日本選手権での桐生祥秀との対決に注目です。
どんどん成長し続けるサニブラウン・ハキーム。東京オリンピックでの活躍を期待しています。