デルポトロのドキュメンタリー
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— ATP Tour (@ATP_Tour) May 15, 2019
Be the first to watch the #DelpoDocumentary at 6pm (BST) as we join @delpotrojuan on his road to recovery 👉 https://t.co/m9gsvSLf8C pic.twitter.com/zgAKej8hVB
ATPツアーが制作したデルポトロのドキュメンタリー。2018年10月の上海マスターズでの膝の怪我からツアー復活を果たした今年のクレーコートシーズの直前までの様子を、彼の故郷であるアルゼンチンで追っています。
20分程度で、英語(スペイン語も少し)のドキュメンタリーですが、度重なる怪我で苦悩しながらも、今回も復活しようとするデルポトロの努力が伝わってくると思います。
デルポトロのドキュメンタリー↓
これを見て驚いたのは、2年前にテニスを辞めて、テニス以外で何かやることを模索していた時期があった、という発言。家族や親しい友達以外はそのことは誰も知らなかったけど、でも、なぜかわからないけど、ある日、やっぱりもう一度やりたいとアメリカの彼の医者に連絡を取って、今に至るということです。
デルポトロが全米オープンで優勝したのは、彼が21歳になる直前の2009年のこと。当時、彼のテニスでの未来は素晴らしいものになるとみんな思っていました。しかし、その後は、度重なる怪我に何度も悩まされ続けたテニス人生。でも、その度に、努力を重ね復帰したデルポトロに対しては、尊敬の念に堪えません。いつも思うのですが、怪我は肉体的に苦しいのは、もちろんですが、精神的にも本当につらい。不安、焦り、怒りなどをネガティブな感情を抱きながらも、それを何度も克服してきたデルポトロは、テニスで失った時間は長かったけど、その分とても優しく、深く、味のある人のように思えます。
つい最近まで、「若手」と呼ばれてきたような気がするデルポトロも、30歳。彼の残りのテニス人生、怪我無く、彼が思うようにプレーできますように、と願わずにはいられません。