大坂なおみの新しいコーチのちょっと気になる経歴
↑ジャーメイン・ジェンキンス氏
大坂なおみ選手の新しいコーチに決まったとさせるジャーメイン・ジェンキンス氏( Jermaine Jenkins) 。彼の経歴を調べてみました。
出身:ジョージア州
身長:180㎝
体重:77㎏
家族:両親の名前は、ジャッキーとブレンダ。8人兄弟。そのうち、彼(クレムソン大学)と、ジャッキーJr.(ノースウエスタン大学)と、ジャーミー(バージニア大学)の3人がカレッジテニスで活躍した。
経歴:
・2003年~2007年、クレムソン大学でビジネスを専攻。Atheltic leadershipもマイナーとして 勉強する。また、同大学(D1)のテニスチームの一員としても活躍し、チームキャプテンでもあった。
・大学卒業後2007年から2009年にかけて、プロにトライした。プロでの最高位は、1386位(2008年9月15日)
↓ジャーメイン・ジェンキンス氏のATPページ
・大学卒業後プロにトライした後は、様々なテニスクラブやテニスアカデミーで、テニスコーチやディレクターとして働く。
・弟で元プロテニスプレーヤーのジャーミー・ジェンキンス(Jarmere Jenkins) の現役時代にヒッティング・パートナー、コーチを務めたことがある。
【弟で、元ATPテニスプレーヤーであるジャーミー・ジェンキンスは名門バージニア大学でプレーし、その後ATPの世界ランクで190位までいったプレーヤーです。ツアーに参加するためにお金がかかりすぎるという理由で2017年にATPツアーから引退。セリーナ・ウィリアムズのヒッティング・パートナーを務めています。(そのきっかけは、当時ビーナス・ウィリアムズのヒッティング・パートナーを務めていた兄、ジャーメイン氏の紹介であったということです。)】
↓弟であるジャーミー・ジェンキンスのATPのページ
名前が似ていてややこしいですが、話をお兄さんで大坂なおみのコーチであるジャーメイン・ジェンキンス氏に戻しましょう。
ジャーメイン・ジェンキンス氏の経歴の続き:
・2015年の7月、ビーナス・ウィリアムズのヒッティング・パートナーになる。(その後2018年10月に契約を解消)
・今年(2019年)1月にUSTAの女子のナショナル・コーチに就任して、オーランドのUSTAナショナル・キャンパスを拠点として活動していた。
【USTAのナショナル・コーチは複数人いて、役目はいろいろありますが、基本的には、USTAでトレーニングしているアメリカ人プロ、トップジュニアのコーチイングやその他のサポートをします。例えばプレーヤーの遠征時に同行したりするのもナショナル・コーチの役目です。また、才能豊かなジュニアを早い段階からUSTAでサポートできるように、全国で行われるナショナルトーナメントやテニスキャンプを訪れて、将来有望なジュニアを見出し、その情報をUSTAの上層部に報告するというような役目もあります。】
・2019年2月、大坂なおみ選手のチームに加わったことが発表された。
世界ランクNO1 の大坂なおみ選手が選んだのは誰もが名前を知っているようなビックネームではありませんでした。だれか適当な人が見つかるまでのつなぎ役ということも考えられますが、その辺は、内部の人しか分かりません。
また、思いっきりUSTAに関係している人物を選んだということで、大坂なおみ選手の国籍問題の憶測が過熱するのではないでしょうか。日本人としては、少し気になるところです。
でも、これで、大坂選手が安定した状態で、残りのシーズン戦えるといいですね。