オール・アバウト・テニス

主に海外(特にアメリカ)で取り上げられているテニスに関する興味深いニュースをピックアップしてお届けします。

全豪オープン2022 男子決勝

すご~く、久しぶりにアップします。

 

忙しくてなかなか更新してなかったけど、テニス愛に変化はないので、短くても時々アップできたらいいなと思っています。

 

今日久々に書こうと思ったのは、全豪オープンの男子決勝を見て、改めてテニスっていいわ~と感動したから。5時間24分の死闘。ナダルが第5セットの5-4から、ブレークされたときは、昔の思い出が蘇り、また、ナダル負けてしまうのかという思いが一瞬、脳裏をよぎったけど、今回はすぐブレークバックして、結局、第5セットを7-5で競り勝ち、試合に勝利。本当にすごいカムバックだった。メドベージェフもよかったし、2人で作り上げたこの大傑作を見ることができて、テンスファンとしてとても幸せ。

 

試合前は、ジョコビッチのゴタゴタがあったけど、始まってみれば、やっぱりテニスが最高のドラマだった。とくに、この決勝戦は、最後までどうなるかわからず、これ以上のリアリティTVはないな~と。やっぱりスポーツって、テニスって素晴らしい。

 

 

そんなこんなでナダルも相当嬉しかった(疲れていた)んだろうなというエピソードを紹介。

 

これは、試合後にナダルがユーロスポーツでコメンテーターをしているティム・ヘンマンからインタビューを受けているときの様子。ナダルがすご~く、カジュアルにFワードを使った!と話題になりました。ヘイマンも笑っているし。いつもは品行方正な彼ですが、この時ばかりはすっかり素な感じです。

 

"After that I said, 'F**k, one more time a break up in the fifth & I'm going to lose again, like in 2012, like in 2017,'"

“I said okay, I lost, I was nervous, I made a double fault, I made a mistake. So I need to keep fighting.

“I can lose the match and he can beat me, but I can’t give up even if I am destroyed. I need to stay strong mentally.”

 

「試合に負けても、彼が僕を倒したんなら仕方ない。でも、どんなに苦しくても僕から諦めるわけにはいかない。心を強く持ち続けないと」

 

有言実行。さすがチャンピオンです。

 

感動をもう一度。本当にうれしそうだね。

 

ナダル試合後、ジムで動けず。5時間半近くの死闘、お疲れ様です。