オール・アバウト・テニス

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2019年ウィンブルドン男子シングルス決勝を振り返る!

昨日行われたウインブルドン男子シングルス決勝。4時間57分という試合時間は、これまでのウィンブルドンの決勝での最長試合であった、あの2008年のナダルフェデラー戦の4時間48分という記録を塗り替え、ウインブルドン決勝での最長試合となりました。またグランドスラムの男子シングルス決勝戦タイブレークで決まったのもこれが初めてということで、新記録を多く出した、ものすごい試合となりました。

結果は、第1シードのノバク・ジョコビッチが第2シードのロジャー・フェデラーに7-6(5) 、1-6 、7-6(4) 、4-6 、13-12(3)で競り勝ち、ウインブルドンで2年連続5度目の優勝を果たし、16個目のグランドスラムタイトルを獲得。

それでは、第5セットだけで2時間費やしたこの歴史的な試合を振り返ってみましょう。

 

いよいよです。。。

 

 ロイヤルも有名人も、そして一般人も、みんなワクワク

 

ジョコビッチが第1セットをタイブレーク(7-5)で取る

 

フェデラーがナイスカムバック! 第2セットを6-1で取る

 

ジョコビッチが第3セットのタイブレークを7-4でまたもや制し、セットカウント2-1

 

フェデラーが第4セットを6-4で取る。第5セットへ

 

第5セット、ジョコビッチが最初にブレークに成功

 

しかし、フェデラーがすぐにブレークバック

 

そして、フェデラーが7-7から、ジョコビッチがのサービスゲームをブレイク。これでフェデラーが8-7とリード。サービング・フォー・ザ・マッチ!

 

しかし。。。

 

フェデラーのマッチポイントでのジョコビッチのプレー

 

なんとフェデラーの2マッチポイントをジョコビッチがしのいで、土壇場でブレーク成功。8-8

 

ジョコビッチが、アンパイアに”10オールでタイブレーク?” とアンパイアに聞く。

”12オールだよ”

 

ウインブルドン決勝での最長試合となり、12オールでタイブレーク

 

そして

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ジョコビッチが優勝!

 

世界でベストの芝の味は?

 

ジョコビッチにとって5つ目のウインブルドンタイトル。ボルグと並ぶ。

 

フェデラー。。。

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37歳のフェデラー。そうよ、まだまだこれからよ。

 

子供時代の夢は彼の想像以上に素晴らしい現実となりました。

 

 

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とにかくすごいエピックマッチ。多くの人の記憶に今後ずっと残っていくことでしょう。なぜ、ビック3以外グランドスラムで勝てないかが本当によくわかった試合でした。他の選手は、これを見て絶望的にならないか心配です。

多くの人が、フェデラーのほうが試合内容では勝っていたが、ジョコビッチが重要なポイントで勝ったと感じています。

 

 

ジョコビッチが制した3回のタイブレークでのアンフォースドエラーの数は、フェデラー11、ジョコビッチ0。これが全てを物語っています。

 

それにしても、こんな試合がウインブルドンでの決勝という最高舞台でまた見ることができて、テニスファンとしては、本当に至福の時を過ごしました。

2人にお疲れ様、そして、本当にありがとうといいたい!

 

心に残るプレー

 

また来年!

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