オール・アバウト・テニス

主に海外(特にアメリカ)で取り上げられているテニスに関する興味深いニュースをピックアップしてお届けします。

男子シングルス決勝への反応

これらの画像、見れるかな? テニス・チャンネルより。

”これはエピックだった”

ナダルが、簡単に勝つとおもっていたら...”

"メドベージェフは、消えなかった”

”メドベージェフはバックハンド、戦術など、すばらしかった”

”でも、最後にはナダルが、勝つ道を見つけた”

 

 

ナダルは、今季前半はあまり良くなったのに、ローマ以降、(良い方向に)変化した”

 

 

ナダルvs.ジョコビッチ。プレイヤー・オブ・ザ・イヤーは誰だ?

 

 

デルポなど、多くの人が、この試合に反応したようです。

 

 

全米オープン後の新しいランキングです。

 

 

アメリカでは、今季の大きな大会は終了。喪失感でいっぱいです。あー、今年も夏が終わった! 

これから、プロツアーはアジアンスイングに突入。日本のテニスファンにとっては、最もワクワクする時期でしょう。羨ましい限りです。日本の試合では、ぜひ、日本勢に頑張ってもらいたいですね!

 

ナダルが泣いた! 私も泣いた! 感動のエピックマッチ、全米オープンファイナル! パート2

4時間50分。熱戦終了!

 

 

 

 

クロージングセレモニー

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ナダルが泣いているのをみて、あぁ、彼のプロテニス選手としてのキャリアは本当に終わりに近づいているんだなと、改めて感じました。まだまだ、最強のナダルですが、いつかは終わりがやってくる。そして、それはもう遠くない現実なのです。

 

この試合、23歳のメドベージェフも素晴らしかった。彼のテニスは、決して、スムーズで美しいというわけではないけど、強いんですよね、本当に。例えば、彼と準決勝で対戦したディミトロフは、美しいテニスをして、本当に上手いけど、ナダルと決勝戦で対戦したらぜんぜん勝てそうな気はしない。でも、メドベージェフは、この全米オープンの決勝戦という舞台で、ナダルに勝てるチャンスがあるかもしれないと思わせてくれる数少ない選手です。ディミトロフとメドベージェフ、どっちがテニスが上手いかと言えば、そんなに変わらないと思います。でも、どっちが強いかと言えば、断然メドベージェフ。まだ23歳の彼はこれから、もしかしたら、ものすごく強い選手になるのではと、そう思わせてくれる選手です。

テニスキャリアで異なったポイントにいるこの2人が、全米オープンの決勝で対戦して、こんな素晴らしい試合をしてくれたことは、本当に素敵なことだなと感じています。ひょっとしたら、2001年のウィンブルドンでキャリアの終わりに近づいたサンプラスと若いフェデラーが対戦した時のように、今後語り継がれる伝説的な一戦になるかもしれませんね。まっ、それは、今後のメドベージェフの成長次第ということで...

 

ということで、今年の全米オープンは終了。いや~、今年も本当に良かったな~。とっても幸せな2週間でした!

 

 

勝戦写真集

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最後にあの感動をもう一度~試合のハイライト

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ナダルが泣いた! 私も泣いた! 感動のエピックマッチ、全米オープンファイナル! パート1

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昨日行われた、全米オープン男子シングルス決勝。

長かった...

4時間50分にも及ぶものすごい試合でした。

まさに、「死闘」という言葉がぴったり。

ナダルが第1セット、第2セットを連取して、セットカウント2-0。

第3セットも先にブレークして、あぁ、これはサクッと終わるかなと思ったら、

メドベージェフが、すぐにブレークバック。

波に乗るメドベージェフは、そのまま、第3セット、第4セットを取り、試合は最終セットへ。

第5セット、ナダルが、ダブルブレークして、5-2とリード。あぁこれで大丈夫だなと思ったら、メドベージェフがブレークバック。

その後、5-4まで追いつかれましたが、最後何とか振り切って、ナダルが6-4で勝利しました。

最後のゲームも大接戦で、あぁ、これ取られたらナダル本当に負けるかも...と思っていましたが、最後はメドベージェフ のリターンがアウトとなり、試合終了。

ドラマに満ちた約5時間に及ぶ試合に決着がつきました。

 

 

 

接戦の第1セットはナダルが先取

 

ナダル、ポイントを失って悲しそう...

 

第2セットもナダルへ。

 

ナダルがブレーク。2セット+1ブレークでナダル断然有利!

 

しかし、その後ナダルのサーブを2度ブレークしたメドベージェフが第3セットを取得。

 

生き返ったメドベージェフ、続いて、なんと、第4セットまで取ってしまいます。

試合は第5セットへ。

 

第5セット、ナダルがブレーク。

 

その後、メドベージェフのサービスゲームを再びブレークしたナダルが5-2としましたが、サービング・フォー・ザ・マッチで決められない! メドベージェフがブレークして3-5。

 

そして、メドベージェフが次のサービスゲームをキープして4-5。

 

しかし、最後は....

 

ナダル全米オープン4度目の優勝。

 

手に汗握る大死闘。まさか、メドベージェフが、2セットダウン+ワンブレークダウンからカンバックして、タイにするとは....

もう少しで、史上最大のアプセットが起こったかも。あの最終ゲーム、ナダルが落として5-5になっていたらと考えると、(今回はナダルを応援していたので)ちょっとゾッとします。

(パート2に続きます)

レジェンドvs.未来のレジェンド候補代決!

 

 

女子シングルス決勝は今始まりました!

ナダルvs.ベレッティーニ、準決勝予想&ナダルの19個目のグランドスラムタイトルが意味すること

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ほとんどの人の予想もナダルなのでないでしょうか。もちろん、このワンちゃんもナダルの元へまっしぐら。

 

もちろん、何が起こるか分かりません。でも、ナダルが健康である限り、彼の勝利の確率は、とても高いものになるでしょう。

 

残り4人のなかでは、ナダルが大本命なわけですが、すでに、ナダルが今年の全米オープンに勝つことを前提にした記事もちらほら見かけるようになりました。ここで、ナダルが優勝すれば、彼のグランドスラムタイトル獲得数は19となり、フェデラーの現在での最多グランドスラム獲得数(20)に、あと1つまで迫ります。これは、今までなかったこと。これまでは、最低でも2つは開いていたので。

ナダル全仏オープンでのタイトルは、あと数個は確実じゃないかと言われていますし、また、フェデラーが2018 年の全豪オープンからグランドスラムタイトルを取ってないので、これは、いよいよ、グランドスラムタイトル数で、ナダルがそのうちフェデラーに追いつて、ついには抜いてしまうかもとささやかれ始めています。そうなると現在はフェデラーが優勢なG.O.A.T.論争にも大きな影響が出るでしょう。(もちろん、グランドスラムタイトル16個で、この中で一番若いジョコビッチも忘れはいけません。多くの人は、最終戦には、一番若いジョコビッチが、最多のグランドスラムタイトルを取るのではと予想しています。)

 

ということで、まだ、ナダルが優勝したわけではありませんが、多くの人が、彼の全米オープンでの優勝を予想しています。そして、彼がここでこのタイトルを取ることでの意味の深さも認識しているのです。

 

果たしてどうなるか。ナダル、19個目のグランドスラムまで、あと2勝と迫っています。

全米オープン女子シングルス決勝戦は...

予想通りセリーナ・ウィリアムズが、スビトリナを破り

 

10度目の全米オープン決勝へ進出

 

準決勝第2試合は、ビアンカアンドレスクが、ベンチッチを破り

 

カナダの女性として、初めての全米オープンの決勝へ

 

ということで、決勝戦は、37歳(今月末で38!)のセリーナvs.19歳のアンドレスクという去年以上の年齢差対決に。

 

楽しみですね、これは本当に。アンドレスクは稀に見る逸材。怪我さえなければ(本当にここがポイントかも。彼女はこの若さですでに怪我が多い!)、すごい選手になると思います。セリーナに関しては、もう説明する必要はないでしょう。世界で一番有名な女性アスリートです。

 

セリーナは、マーガレット・コートが持つ最多グランドスラムタイトルの24にいよいよ並ぶことができるか? それとも、アンドレスクが初優勝を飾るか? とにかく土曜日のこの試合に全米が注目します。

 

 

セリーナvs.スビトリナ ハイライト

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アンドレスクvs.ベンチッチ ハイライト

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第2セットは、2-5から、アンドレスクがカンバック! この精神的な強さが、彼女の強みの一つです。