オール・アバウト・テニス

主に海外(特にアメリカ)で取り上げられているテニスに関する興味深いニュースをピックアップしてお届けします。

今日(3月13日水曜日)のインディアンウェルズ 《予定》

 

フル order of play(試合予定)(英語)↓

bnpparibasopen.com

 

西岡選手は第2スタジアムの第1試合で、マオミル・キツマノビッチ(Miomir Kecmanović)と対戦予定。

マオミル・キツマノビッチはセルビア出身で19歳のネクストジェンプレーヤー。現在の世界ランクは130位(最高位は今年1月の118位)。ジュニア時代の経歴はすばらしく、2015年12月のオレンジボールでは、ステファノス・チチパスを破って優勝し、2016年の全米オープンジュニアでは、決勝まで進出したものの、フェリックス・オーガー アリアシム に敗れました。ジュニア世界ランクは1位になったこともあります。

今年のインディアンウェルズでは、予選で、本戦出場まであと一歩のところで敗退。しかし、ケビン・アンダーソンが出場を辞退したために、ラッキールーザーとして、彼のスポットを取って、ここまで来ました。

トップジュニアの時代からIMGでトレーニングしていて、ちょっと古い記事で申し訳ないのですが、ちょうど2年前、2017年3月の記事で彼は、錦織選手についてこう語っています。

 Whenever Kei is there, we train a lot, we talk a lot. He’s very normal and down to earth. We are good friends and I’ve hit with him before. Sometimes when he’s free we go and hang out.

圭が(IMGに)いるときは、たくさんトレーニングして、たくさん話をする。彼は、とても普通でいい人だ。僕らはいい友達だよ。彼とは以前に打ったこともあるよ。彼に時間があるとき、一緒に遊んだりすることもある。

この当時、彼は、17歳で世界ランクは651位ということなので、錦織選手は、尊敬する先輩という感じでしょうか。

ちなみに彼のアイドルは、同郷のジョコビッチということです。

彼についての記事(2017年)は↓

https://www.ubitennis.net/2017/03/serbias-potential-successor-djokovic-miomir-kecmanovic/

ここのところ、100位を切れず足踏み状態だったようですが、今回のインディアンウェルズではちょっとしたブレークスルーといったところでしょうか。

 

西岡選手との試合は、第2スタジアムで現地時間の午前11時開始予定です。