オール・アバウト・テニス

主に海外(特にアメリカ)で取り上げられているテニスに関する興味深いニュースをピックアップしてお届けします。

今日(3月15日金曜日)のインディアンウェルズ《予定》と アリゾナでのチャレンジャーイベント

今日は、残り2つの男子シングルス準々決勝が行れ、フェデラーナダルが登場します。

まずはフェデラー vs .ホルカシュ

ポーランドの22歳、ホベルト・ホルカシュ が、彼のアイドルであるフェデラーと対戦します。錦織、シャポバロフを破り波に乗るホルカシュ。フェデラーを破って、”ドリーム・ラン(夢のようなトーナメントの時間)”を続けることができるでしょうか。

 

フェデラーとしては、

まだまだ、若い者には負けられない、といったところでしょうか。

 

男子シングルス準々決勝の最後の試合は、

 ナダル vs. ハチャノフ

ナダルがロシアのビックヒッター、ハチャノフにどう対応するか見ものです。過去の対戦成績はナダルの5勝0敗ですが、昨年の全米オープンでの対戦をはじめ、そのうちの3試合は大接戦でした。今回はどうなるか。スローハードコートなので、ナダルに少し有利かな。

それにして、ホルカシュ (身長196cm )にしてもハチャノフ(身長198cm)、とにかく大きい! 昔なんて、185cmのサンプラスが大きなと思っていましたから、やはり、ネクストジェネレーションの大型化は現実となっています。こんな中で170㎝程度で、頑張る西岡 良仁選手やディエゴ・シュワルツマン。本当に尊敬します。でも、そこがテニスの面白いところなんですよね。様々なボディータイプでも、一戦で活躍するチャンスがある。バスケットボールなんかでは、まず無理でしょう。小柄なアジア人にも夢を与えてくれるスポーツです。

 

女子シングルスは、準決勝2試合が行われます。

 

そして、今大会、大注目を集めているのが、

ジョコビッチとファビオ・フォニーニ、”ジョコニーニ”のダブルス。もう、考えただけでも暑そうなペアです。今日準決勝に臨みます。

 

フル order of play(試合予定)はこちらから↓

bnpparibasopen.com

 

さて、インディアンウェルズから東に270マイル、車で4時間程度の場所に位置する、アリゾナの砂漠街、フェニックス。そこで行われている3月11日に始まった下位ツアーのチャレンジャーイベント、アリゾナ・テニス・クラッシックの出場選手が(チャレンジャーにしては)豪華だと話題になっています。

ドローはこちらから↓

arizonatennisclassic.com

これは、インディアンウェルズで、早々と負けてしまった選手が、マイアミオープンまでに時間が空いたので、日程的にも、場所的にも、ちょうどいい、このチャレンジャーで、ちょっと練習がてら、賞金&ポイント稼ぎしようとプレーするためだそうです。NO1 シードの世界ランク21位のダビド・ゴフィンを筆頭に、トップ50から5人、トップ100から17人が出場。日本勢でも、ダニエル太郎、伊藤 竜馬、内山 靖崇選手ら3人が出場しています。

www.atptour.com

トップレベルの選手は、すぐにワイルドカードもらって、いろいろと自由が利くからいいですよね。その分ランキングが微妙な選手は、その影響をもろに受けるので、厳しくなります。たまったもんじゃないでしょうが、でもそこは、弱肉強食、勝負の世界ですから仕方ない。

ということで、インディアンウェルズでも、フェニックスでも、今日も暑い戦いは続いています。