デル・ポトロの近況
残念ながらいい話ではありません
Bad news for the big man.@DelPotroJuan considering a knee surgery that could sideline him for four to six months: https://t.co/XZVwY26Dbw pic.twitter.com/2og52JZbA0
— Tennis Channel (@TennisChannel) March 16, 2019
あの"ビックマン”に悪いニュースです。フアン・マルティン・デル・ポトロが膝の手術を検討しているということで、もし、手術をすれば、試合に復帰できるまで、4か月～6か月ほどの時間がかかるということです。
”アルゼンチンの新聞 ”La Nacion"によると、デル・ポトロは今週の月曜日から始まるマイアミオープンの出場を取りやめて、膝の手術を受けるかどうか検討しているということです。
30歳のデル・ポトロは、昨年10月の上海マスターズでの膝が怪我から、数週間前のデルレイビーチのトーナメントで復帰しましたが、膝の痛みは以前にも増して続いていて、先週から始まったBNPパリバオープンの出場を取り止めました。しかし、マイアミでは、できればプレーしたいということでした。
La Nacion 紙によると、彼は今年2月の復帰後、何人かの専門家に相談し、PRP治療を受けたものの、膝の状態に大きな改善が見られないために、手術を考えているということです。"
デル・ポトロの膝の調子が良くないようですね。手術のことは、まだ考えている段階のようなので、どうなるか分かりません。ただ、デル・ポトロも、もう30歳。怪我からの復帰もどんどん大変になっていくでしょう。手術ならなおさら。
手首の手術から2016年に復帰して、ランキングも2018年の8月に自己最高の3位となり、とてもいい感じで来ていたのに、昨年の上海マスターズでまた怪我。本当に怪我の多いデル・ポトロはこれまでも何度もこんな経験ばかり。本人も、そうとう悔しいことでしょう。怪我することは、肉体的につらいのはもちろんですが、精神的にも本当につらい。彼の状況を考えると本当に心が痛みます。
”ジェントル・ジャイアント”というニックネーム通り、強くて、でもとても優しいデル・ポトロ。本当に多くの人に愛されています。彼の試合はアルゼンチンのファンが歌う ♪Olé, Olé, Olé...Delpo...Delpo ♪ の大合唱でまるでサッカーの試合のよう。南米からの移住の多いマイアミで行われるマイアミ・オープンでは、デル・ポトロがプレーするときはいつもこの光景を見ることができます。↓
2014年～2015年、2度の手首の手術のため、ほぼ2年ほどの戦線離脱後、復帰した2016年にワイルドカードで出場した全米オープン。準々決勝でのワウリンカ戦で負けた時の最終ゲーム前の、♪Olé, Olé, Olé...Delpo...Delpo ♪は今も、心に焼き付ています。
こんなに愛されているデル・ポトロ。今回も怪我を克服して必ず戻ってきてください。独特のフォームから放たれる、あの突き刺さるようなフェアハンドがまた見たい！
