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JAPAN OPEN 2019 飯塚国際車いすテニス大会 & 車いすテニスランキング

JAPAN OPEN 飯塚国際車いすテニス大会が2019年4月23日~28日までの期間、今年も福岡県飯塚市で開催されました。

この大会のついて詳しくは↓

japanopen-tennis.com

 

飯塚国際車いすテニス大会は Japan open とも呼ばれ、グランドスラムに次ぐスーパーシリーズの大会で、世界6大大会の一つです。アジアでは最高峰の国際車いすテニス大会となっています。また、2018年の第34回大会からは、障がい者スポーツ初となる「天皇杯皇后杯」が下賜されました。

 

今大会の詳しい内容・結果は大会のホームページをご覧ください。↓

japanopen-tennis.com

 

女子シングルス決勝は、

世界ランクNo1でオランダの22歳、Diede De Groot選手と日本のエースで世界ランクNo2の上地結衣選手の対決となりました。

 

男子シングルス決勝は、

日本が誇る車いすテニス界のスーパースターで、世界ランクNo1の国枝慎吾選手と 世界ランクNo3、フランスのStephano Houdet選手の対決となりました。

 

決勝前の国枝慎吾選手と上地結衣選手

”日本の国枝慎吾と上地結衣は日曜日のジャパン・オープンの決勝で、祖国でのダブル優勝を狙っている。”

 

国枝慎吾選手は、日本でプレーする唯一の機会だから、やる気満々。ホームだからサポートもあるけどプレッシャーも感じる。冷静にプレーできるようにしたい。家族も来るから勝ちたいよ。なんてことをおっしゃっています。

上地結衣選手も、ここでは多くの人を知っているし、私にとって特別な大会。ここでプレー出来て幸せ。天候は違ってくるけど、それでも来年のオリンピックに向けての良い準備になる。多くの観客の前でプレーするのはいつも好きだけど、日本の観客の前でプレーできるのは特にうれしい。というようなことをおっしゃっています。

 

シングルス決勝、結果は、 

国枝慎吾選手は7-6,7-5で優勝。上地結衣は3-6,6-7で残念ながら負けてしまい、準優勝に終わりました。

 

男子ダブルス決勝では、

Stephane Houdet(FRA)Nicolas Peifer(FRA)ペアが 国枝 慎吾(千葉)
眞田 卓(埼玉)ペアを6-3、6-2で破り優勝。

女子ダブルス決勝では、

Marjolein Buis(NED)Dana Mathewson(USA)ペアが、Diede De Groot(NED)Aniek Van Koot(NED)ペアが、を7-5、3-6、6-2で破り優勝。

 

 ダブルス決勝の様子↓

 

2019年のチャンピオン! おめでとうございます!

 

そして、最新の車いすテニスランキングはこちらから↓

男子

https://www.itftennis.com/wheelchair/rankings/rankings-list/players.aspx?MatchCode=S&Nation=Any&From=0&To=50&PlayerCategory=M&node=54439

女子

https://www.itftennis.com/wheelchair/rankings/rankings-list/players.aspx?MatchCode=S&Nation=Any&From=0&To=50&PlayerCategory=W&node=54439

 

日本は、男子で国枝選手が1位、女子で上地選手が2位を筆頭に、多くの選手がランクインしている車いすテニスのトップネイションの一つです!