カラマズー終了!
先日こちらで取り上げましたが、全米各地で行われていたアメリカジュニア最大のトーナメントであるUSTA National Championships が先週末で全て終了。ミシガン州はカラマズーで行われていた注目の男子シングルス18歳以下ディビジョンでは、サンディエゴの16歳、Zachary Svajda選手が優勝しました。
今大会第6シードの Zachary Svajda選手は、準決勝で優勝候補で第1シード、バージニア大学のブランドン・ナカシマ選手をまず破り、
[6] Zach Svajda defeats Virginia rising sophomore Brandon Nakashima 4-6 6-4 6-2 to advance to tomorrow's @ustaboys 18s singles final here in Kalamazoo.
— Parsa (@Parsa_Nemati) August 10, 2019
Faces UCLA rising sophomore Govind Nanda in a 5-set battle for the title, as well as a US Open main draw wildcard. #natszoo19 pic.twitter.com/pG4mDcnfVL
そして、決勝では、第5シードUCLAのGovind Nanda 選手を破り堂々の優勝です。これで見事全米オープン本戦への出場券を獲得しました。
決勝の模様は少しですがこちらから見れます↓(日本からも見れればいいのですが。)
5セットマッチである決勝戦のスコアは、 6-7(3), 7-5, 6-3, 6-1でした。
Zachary Svadja is the 2019 Kalamazoo 18s National champion. He defeats Govind Nanda 67(3), 75, 63, 61 and earns a US Open main draw wild card with the title.
— Colette Lewis (@zootennis) August 11, 2019
さて、今大会で優勝した Zachary Svajda選手の実力を少し紹介。
彼のUTRは、8月12日の時点で、13.8
ちなみに、
・第1シードであったナカシマ選手は、13.9
・第5シードでランナーアップのNanda選手は、13.75
さらに、
・錦織選手は、15.69
・現在UTRトップのナダルは、16.26
・ジョコビッチが、16.15
・フェデラーが、16.10
*いずれも8月12月現在
(UTRについてはこちらを→https://all-about-tennis.hatenadiary.jp/entry/2019/02/05/034246
学年別でジュニアのランキングを出しているテニスリクルーティングネットワークではジュニア(高校2年生)として、もちろん1位
彼のATPツアーのページ。ATPのランキングもすでについています。
ウィキペディアのページだってあります。
↓今年の4月に行われたITFグレード1トーナメント、International Spring Championships の決勝戦での様子。( この試合、Svajda選手は、 Liam Draxl 選手に6-7(6)、6-3、5-7で負けています。これについては、ここで少し書いてます→https://all-about-tennis.hatenadiary.jp/entry/2019/04/08/020456)
お父さんがテニスコーチ、弟さんもテニスプレーヤーというテニスファミリー。小さな頃からその才能は、広く知られたものでしたが、ここまで順調で何よりです。全米オープンでの賞金も受け取るということで、もう彼はプロですね。彼が今後、どう成長するか注目していきたいと思います。