"put things into perspective"
Giannis after Game 3 (12 PTS, 8 TO):
— Bleacher Report (@BleacherReport) May 20, 2019
“What I have done in my life so far ... put my brothers in private schools, taking care of family in Nigeria and Greece. Disappointed in a game? I’d be disappointed in myself if I was disappointed.”
(via @malika_andrews) pic.twitter.com/Qa9nt1Amjw
”俺が、ここまでの人生でやってきたこと、兄弟達をプライベートスクールに入れ、ナイジェリアやギリシャにいる家族の面倒を見てきたんだ。バスケの試合で失望したかって? もし、このことで、自分が失望してるようなら、俺が自分自身に失望するよ。”
これは、現在行われている、NBAイースタン カンファレンスファイナルのゲーム3後の、ミルウォーキー・バックスのフォワード、ヤニス・アデトクンポ の言葉。
このゲーム3で、ヤニスは調子が悪く、結局、トロント・ラプターズに112-118で負けてしまいます。シリーズの成績は、まだ、ミルウォーキーが2勝1敗とリードしていますが、2度の延長戦の末に負けたこの試合、ミルウォーキーが勝つチャンスは幾度もありました。
試合後、「3-0になっているはずだったのに。今日は、いいプレーが出来なかった。」と肩を落とすヤニス。
ロッカールームに最後まで一人残っていたヤニスに、ESPNのリポーターが、今日のゲーム3での自分自身のプレーにがっかりしているかどうか聞きました。それに対しての彼の言葉が上のものです。
"put things into perspective"とは、日本語では「広い視野から物事を見る」とか、「物事を 正しく見定める」とかいう風に訳すことが出来ます。
彼は、どんなに重要なゲームであっても、これがバスケットボールの一試合にすぎないということが分かっているんですね。だから、悪いプレーをしても自分を必要以上に責めるようなことはしないと。
だからといって、彼が、試合に勝ちたいという強い気持ちは、変わりません。彼は、試合後、白い紙に「6」と大きく書き、ロッカールームの壁に貼ったそうです。「6」とは、ミルウォーキーがNBAチャンピオンシップで優勝するために、必要な残りの勝利の数。
たかが、バスケットボール、されど、バスケットボール。
イースタン カンファレンスファイナル、ミルウォーキー・バックスvs.トロント・ラプターズのゲーム4が、今始まりました。