オール・アバウト・テニス

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フェデラーの20グランドスラムタイトルまであと2つ。ナダルの言葉。

全仏オープンで12回目の優勝を飾り、グランドスラムタイトルが18となったナダルロジャー・フェデラーの持つ20グランドスラムタイトルの記録にあと2つと迫っています。今回は、それに対してのナダルの言葉を紹介します。

 

 

もちろん、私たちはお互い高めあってきた。

だけど、私は、これまで、怪我でグランドスラムを15回ぐらい、いや、もっとかもしれないけど、スキップしなければならなかった。だから、なかなか難しかった。

だけど、正直に言うけど、自分に対して不満はあまりない。それに、ロジャーに追いつこうとか、そう風に考えたことはない。本当に、そんなことは、あんまり心配してない。

近所の人の家が自分の家よりもっと大きいとか、自分よりもっと大きなテレビをもってるとか、庭がもっと立派だとか、そうことで、いちいちイライラしたって仕方ないだろう? 私は、人生というものをそんな尺度では測らない。

私は私のやり方で人生を歩んでいく。私の人生に起こっているすべてのことに対して、私はとてもラッキーだと思っている。私のキャリアが終わるまでに、あと数個グランドスラムのタイトルを取ることができ、ロジャーの記録に近づければ、それは素晴らしいことだと思う。でもそうでなくても、私にとっては、素晴らしいキャリアだったと思える。

今日、あなたがこの質問を私に投げかける直前まで考えたことは、ローランギャロスでのこと。私は、ここでの時間をまたとてもエンジョイしたということ。それが、大切なことだと思う。