今年度の大学新入生(フレッシュマン)のチームパワーランキング(男子)
まだまだ暑い日が続きますが、アメリカでは、多くの大学ですでに「秋学期」が始まっています。アメリカでは、秋学期は新学年のスタート。新しい1年の始まりです。
さて、今日は、今年5月(春学期が終わって、夏休みに入るころ)にテニスリクルーティングネットワークで発表された、今年度(2019年~2020年)の大学新入生(フレッシュマン)のチームパワーランキングを紹介します。
これは、今秋に大学のテニスチームに大学1年生(フレッシュマン)として入ってくる新入生をグループ単位で評価して、どのチームの新入生グループが最もパワフルかをランクづけしています。
(*ちなみに、編入生や一学期早く、2019年の春学期から始めた選手は、リストに含まれていません。あくまでも今秋に入学した大学1年生(フレッシュマン)を対象にした評価です。)
それでは、ここでは、1位から5位まで紹介します。
(コラムの数値は、左から、テニスリクルーティングネットワーク、ITF、WTTのランキングで、コラム最後はUTRの数値です。ただ、この数値は2019年5月現在、今から数か月前のものになります。)
1位はテキサス大学の1年生グループ
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4 | 205 | 2385 | 13.17 | ||||
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6 | 76 | 1414 | 12.96 | ||||
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20 | 1707 | - | 12.38 | ||||
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22 | 177 | 2705 | 12.79 | ||||
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68 | - | - | 11.51 |
昨年(2018年~2019年)のNCAAナショナルチャンピオンシップで優勝したテキサス大学が、強力な新入生達を加えて、2連覇を目指します。
2位、デューク大学
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- | 3 | 759 | - | 12.17 | |||
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9 | 212 | 1328 | 12.79 | ||||
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10 | 829 | 2705 | 12.53 | ||||
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17 | 981 | 894 | 13.05 | ||||
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44 | 840 | 2328 | 12.25 |
ノースカロライナ州にあるデューク大学は、全米屈指の文武両道の大学。男子テニスチームは昨年、カンファレンスファイナルで、フロリダ州立大学に負けてしまい、NCAAチャンピオンシップでも、一回戦でカリフォルニア大学に敗北。今年度は、強力な新入生グループの参入で、カンファレンス優勝&NCAAチャンピオンシップでの上位入賞を目指します。
3位、ジョージア大学
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6 | 25 | - | 13.27 | ||||
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12 | 67 | 1525 | 13.37 | ||||
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54 | 92 | 2705 | 11.99 | ||||
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- | - | - | 13.14 |
かつてはイズナーも所属した、大学テニスの名門校ジョージア大学。昨年NCAAチャンピオンシップで優勝した女子に比べると、男子はここ最近は少し低迷状態(といっても強いですが)。強力な新入生の力を得て、2008年以来のNCAAチャンピオンを目指します。
4位はTCU(テキサスクリスチャン大学)
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4 | 27 | - | 13.28 | ||||
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- | - | 393 | 13.31 | ||||
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26 | - | - | 13.76 |
昨年はNCAAチャンピオンシップで優勝したテキサス大学に準々決勝で負けてしまった大学テニスの名門校TCU。今年は、強力な新入生の加入で、優勝を目指します。
5位、オハイオ州立大学
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3 | 10 | 1221 | 13.85 | ||||
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18 | 1154 | - | 12.62 | ||||
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16 | 688 | 2856 | 12.31 |
昨年のNCAAチャンピオンシップではトップシード、優勝候補NO.1 だったオハイオ州立大学。準々決勝で、ノースカロライナ大学にアプセットされてしまいましたが、新入生の力を得て、今年こそは優勝を狙います。
以上がトップ5ですが、テニスリクルーティングネットワークでは、25位まで紹介しています。
これを見て思うのは、なんとまあ海外の選手が多い事。
25位にランクしているアリゾナ大学では、日本の坂川広樹選手も名前もあります。
本格的にシーズンが始まるのは来年ですが、秋や冬にも大会は盛沢山。今シーズンの戦いはすでに始まっているのです。
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